今、岡山県立美術館で開催されている「華麗なるオーストリア大宮殿展」に行ってきました。
かなり人気の催しで大勢の人・人・人…
周りから聞こえてくる会話で察するに、みなさんなかなかのハプスブルグ家通。
ヨーロッパの名門のハプスブルグ家一族、その歴史の中にたくさんの物語があり、多くの人々を引きつける魔力があるように思えます。

は10年程前、オーストリアを旅行したとき、シェーンブルン宮殿に遭遇し、
その時初めて、ハプスブルグ家のことを知りました。
その当時は、まだ今の仕事をしておらず、建築やインテリアことはよくわかりませんでしたが、
あまりの豪華絢爛さに???という感じ。
建物内の部屋は1400室以上、
公開されている部屋の一つ一つが全く違うインテリアになっていて、
例えは、鏡の間、漆の間、中国の間…などなど。
何も装飾がない空間を探すのが難しい、といった感じでしょうか。
わびさびをよしとする日本人には特に強烈に写るのだと思います。
こういう部屋では落ち着けないんじゃないか、と思う一方
子供の頃、読んでいたお城や王子様やお姫様が出てくる物語のような世界に
あこがれる気持ちもあふれてきます。
とにかく非日常的というのがいいです。
普段は1Kに住んでいる自分を忘れて、宮殿の晩餐会セットとか装飾品とかみて楽しむのです!